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稲富博士のスコッチノート

バックナンバー

第133章
スペイサイド研修ツアーその1.バルヴェニーとキニンビー蒸溜所

ロンドンに本部があるIBD(Institute of Brewing & Distilling: 醸造・蒸溜酒学会)は…

第132章
アイルランド再訪―3.ピアースライオンズとロー アンド カンパニー蒸溜所

蒸溜所の誕生は2017年である。蒸溜所を建てたピアース ライオンズ(1944 – 2018)は…

第131章
アイルランド再訪―2.ティーリングとダブリン・リバティーズ蒸溜所

アイリッシュ・ウイスキーの歴史の中で、19世紀の終わりは黄金期で、主要な生産地は…

第130章
アイルランド再訪-1.キルベッガンとタラモア蒸溜所

今アイリッシュ・ウイスキーが熱い。アイリッシュ・ウイスキー業界は長年不調が続き…

第129章
アードモア蒸溜所

アードモア蒸溜所のあるケネスモントはアバディーン州の北東部にある小さな村である。産業は農業で…

第128章
アードモア蒸溜所とウィリアム・ティーチャー・アンド・サンズ社の話

アードモア蒸溜所は、前章で述べたグレン・ギリー蒸溜所から約30㎞西へ行った…

第127章
Glen Garioch蒸溜所

Glen Garioch(グレンギリー、Gariochは‘Geery’と発音する)蒸溜所は…

第126章
蒸溜所の新しいかたち−2.ブリュードッグ(BrewDog)蒸溜所

ブリュードッグ蒸溜所は、ブリュードッグ・ビールの子会社で…

第125章
蒸溜所の新しいかたち−1.Arbikie蒸溜所

少し前書きをさせていただく。前第124章ボウモア蒸溜所を書いていた今年の6月は…

第124章
アイラ島蒸溜所総巡り−8.ボウモア蒸溜所

ボウモア蒸溜所の創立は1779年で、現存操業しているスコッチウイスキー蒸溜所の中で…

第123章
アイラ島蒸溜所総巡り−7.ラフロイグ蒸溜所

ラフロイグ蒸溜所のシングルモルトは、アイラの9つの蒸溜所の中で断トツの人気モルトで…

第122章
キルホーマン蒸溜所とアイラ・ライフ博物館

イングランドでウイスキーのボトラー*を経営して成功していたアンソニー・ウィルス(Anthony Wills)氏が…

第121章
アイラ島蒸溜所総巡り−6.ブルックラディ蒸溜所

1881年創立のブルックラディ(Bruichladdich)蒸溜所は、今でも創立時の設備をほぼそのまま…

第120章
アイラ島蒸溜所総巡り−5.ラガヴーリン蒸溜所

ラガヴーリン蒸溜所は、アードベッグ蒸溜所から西へ約5km、ラガヴーリン湾の岸辺にある。…

第119章
アイラ島蒸溜所総巡り−4.アードベッグ蒸溜所

キルダルトン(Kildalton)は、アイラ島の南側約3分の1の地域のパリッシュ(最小の行政区で、…

第118章
アイラ島蒸溜所総巡り−3.ポート・エレン製麦工場

1950年代まで、全てのスコッチのモルト蒸溜所は、蒸溜所内に製麦施設を持っていたが、1960年代に、…

第117章
アイラ島蒸溜所総巡り−2.ブナハーヴンとアードナホー蒸溜所

蒸溜所の発祥は1879年にRobertson & Baxter(現Edrington)がGreenlees Brothersと…

第116章
アイラ島蒸溜所総巡り−1.アイラへの道とカリラ蒸溜所

今年の3月10日から12日にかけて、IBD(英国醸造・蒸溜学会)のスコットランド支部が主催する…

第115章
新マッカラン蒸溜所

一言で言えば、エーッ!というところである。スペイ川に向かって傾斜している丘の斜面を削って…

第114章
グレンウィヴィス蒸溜所

蒸溜所は、ベン・ウィヴィス(ウィヴィス山)の南斜面、海抜165mに位置する。周辺は牧畜農場で…

第113章
タム・オ・シャンター

エアーは、グラスゴーの南西約60kmにある瀟洒な町で、グラスゴーのセントラル駅から快速電車なら…

第112章
ボーダー・リーヴァーズ その(5)アナンデール蒸溜所再訪

ボーダー・リーヴァーズ最後の訪問先は、アナンデール(Annandale) 蒸溜所である。所在は…

第111章
ボーダー・リーヴァーズ その(4)ザ・レイクス蒸溜所

ザ・レイクス蒸溜所(The Lakes Distillery)は、前回のジェニングス・ビール醸造所…

第110章
ボーダー・リーヴァーズ その(3)ジェニングス・ビール醸造所

本論の「ボーダー・リーヴァーズ」3番目の訪問先は、コッカマウス(Cockermouth)の町に…

第109章
ボーダー・リーヴァーズ その(2)ヘップル・ジン

ここ数年英国ではジン・ブームである。今年1月24日のテレグラフ紙電子版の…

第108章
ボーダー・リーヴァーズ その(1)トラクエアー・ハウス

昨年の5月のことである。IBD(Institute of Brewing and Distilling…

第107章
ピットロッホリー散歩 -(3)漱石の秋と蒸溜所

「ピトロクリの谷は秋の真下にある。十月の日が、目に入る野と林を…

第106章
バランタイン・ウイスキーの話―その5.キルマリッド・プラント

現在、バランタイン・ウイスキーの生産施設の、蒸溜所以外の貯蔵庫や…

第105章
ピットロッホリー散歩 -(2)タメル渓谷の発電所

電気の無い生活はどんなものか今では考えられないが、エジソンが電気を使って…

第104章
ピットロッホリー散歩 -(1)アソール公爵とブレア城

グラスゴーから車でやや東北にパースを過ぎてから40分ほどでピットロッホリーという…

第103章
バランタイン・ウイスキーの話―その4.ストラスクライド蒸溜所

モルト・ウイスキーの蒸溜所がスコッチ・ウイスキーの顔である事は間違いない。長い歴史…

第102章
バランタイン・ウイスキーの話-その3.アライド・ディスティラーズ社傘下時代から現在まで

1960年代から進行していた経済のグローバル化は、1980年代に入ると…

第101章
バランタイン・ウイスキーの話-その2.バークレー・マッキンレーからハイラム・ウォーカー(スコットランド)の時代

バランタイン・ウイスキーの創始者、ジョージ・バランタインが1891年に…

第100章
バランタイン・ウイスキーの話―その1.ジョージ・バランタイン

2001年4月からこのサイトに拙文の寄稿を始めてもう100回になる。ご高覧いただいて…

第99章
ジェニーヴァ(オランダ・ジン)

英国はジンが大ブームである。ワイン・アンド・スピリッツ・トレード誌によると、昨年10月までの…

第98章
ノーザン・ヴァイキング・ツアー-その4

オークニー島の蒸溜所について話す際には、この蒸溜所を外す訳にはいかない。ハイランド・パーク…

第97章
ノーザン・ヴァイキング・ツアー-その3

午前中にオークニー島のビール醸造所2か所を訪問した後、午後は2か所のモルト蒸溜所を…

第96章
ノーザン・ヴァイキング・ツアー-その2

オークニー諸島は、大ブリテン島の最北、スコットランドのケイスネス(Caithness…

第95章
ノーザン・ヴァイキング・ツアー-その1

少し前置きが長くなる。英国に、「醸造・蒸溜学会」(Institute of Brewing and Distilling…

第94章
スコッチウイスキーと法律-その3

現在、スコッチウイスキーを規制している法律は、2009年に制定された「スコッチウイスキー…

第93章
スコッチウイスキーと法律-その2

1933年のFinance Act(財政法)でスコッチウイスキーが初めて法的に定義されたことは…

第92章
スコッチウイスキーと法律-その1

古今、洋の東西を問わず、為政者は税を取り立てる事に熱心であった。スコットランドで…

第91章
グラスゴーの風景-その2 早春のグラスゴー大学周辺

グラスゴーの冬は夜が長い。冬至の日の出は朝9時、日没は午後3時45分なので昼間は…

第90章
グラスゴーの風景-その1 クリスマス

例年10月終わりのハローウィンが近づくと、急に日が短くなり、気温も下がってクリスマスが…

第89章
クラフト蒸溜所-その4 ストラスアーン蒸溜所

グラスゴーから北へ瀟洒な町で知られるパースに向かって走り、パースのすこし手前で…

第88章
クラフト蒸溜所-その3 バリンダラック蒸溜所

モルト蒸溜の中心地は何と言ってもスペイサイドである。そのスペイサイドのど真ん中で…

第87章
クラフト蒸溜所-その2 キングスバーンズ蒸溜所

ホーム・オブ・ゴルフ、セント・アンドリュースから東南へ約10㎞、北海の海岸に…

第86章
クラフト蒸溜所-その1 イーデン・ミル・ビール醸造所・蒸溜所

ここ数年間、欧米においてウイスキーの世界でもビールの世界でも、合理化された…

第85章
アナンデール蒸溜所−90年後の復活

昨年の11月15日のことである。スコットランド南西部にソルウェー湾に…

第84章
動力—3

現在、家庭、工場、鉄道の動力源は殆どが電気である。電気は動力だけでなく照明…

第83章
ロンドン・ジン−2ビーフィーター

以前、ほぼ全ての大手ジン・メーカーが操業していたロンドンで、…

第82章
ロンドン・ジン−1歴史

恐縮ですが、まずお断りです。前80章と81章に続いて今回は「動力−3電力」を…

第81章
動力−2

19世紀にスコッチ・ウイスキーの産業化が始まり、既存の蒸溜所で水車が導入され、…

第80章
動力−1

エプリル・フールも終わったので、すこし真面目な話に戻る。…

第79章
最も古いスコッチ・ウイスキー

「最も古いスコッチ・ウイスキー」という話が時々報道され、いつも感心して記事をみている…

第78章
イングランド、昨今の酒事情−3.コーニッシュ・ウイスキー

プリムスまで来たので、すぐ隣のコーンウォール州まで足を延ばすことにした…

第77章
イングランド、昨今の酒事情−2.プリマス・ジン

今回はウイスキーでなくジンの話である。世界で最も良く飲まれている…

第76章
イングランド、昨今の酒事情−1.ハーベイのブリストル・クリーム

現在、スコッチウイスキーの貯蔵熟成に使われる樽の95%は、アメリカ産…

第75章
ドゥーンとディーンストン蒸溜所

グラスゴーから北へ車で40分くらい、スターリングの北西十数kmの所に…

第74章
クライド川散策

今年3月のスコットランドは観測史上最も寒かった。比較的温暖なグラスゴーでも…

第73章
イングリッシュ・ウイスキー−その2 アドナムス・コッパー・ハウス蒸溜所

前72章でご紹介した…

第72章
イングリッシュ・ウイスキー−その1 セント・ジョージ蒸溜所

蒸溜酒についていえば、長年スコットランドはウイスキーの国、それに対して…

第71章
ニール・ガウ

「キーパー・オブ・ザ・クエイヒ」(第69章参照)のディナー会場となったブレアー城のボール・ルームの壁に…

第70章
ボトル

ウイスキーはガラスのボトルに入っている。ガラス以外の陶磁器や最近はペット・ボトルも使われるが、…

第69章
ザ・キーパーズ・オブ・ザ・クエイヒ

「ザ・キーパーズ・オブ・ザ・クエイヒ」(The Keepers of the Quaich)という組織がある…

第68章
厳冬のウイスキー・フェスティバルその2−ヘルシンキ

それにしても真冬のヘルシンキは寒かった。前回ご紹介したスウェーデンの…

第67章
厳冬のウイスキー・フェスティバル − リンシェーピン

ヨーロッパ各地でウイスキー・フェスティバルが盛んである。中でも…

第66章
リバプール − その2

1885年頃、 ロンドンの酒類業界向け週刊誌ハーパー(Harper’s Weekly Gazette)…

第65章
リバプール − その1

司馬遼太郎さんの旅行記「街道をゆく」は…

第64章
チャールズ・ドイグ

スコットランド・ハイランドのウイスキー街道やアイラ島を旅していると…

第63章
ドランブイ・ストーリー その3.

ドランブイは、1893年にスカイ島南部の田舎町ブロードフォードのホテルで…

第62章
ドランブイ・ストーリー その2.

スカイ島南部、スコットランド本島からスカイ・ブリッジを渡って10数キロも行くと…

第61章
ドランブイ・ストーリー その1.

世の中数多の銘酒の中で、このスコッチ・ウイスキー・ベースのリキュール…

第60章
エリスケイ−ウイスキー・ガロアの島

スコットランド本土の北西部から数十キロ沖合の大西洋に…

第59章
新マスター・ブレンダーがやってきた

サンディー・ヒスロップさん、バランタイン第5代目のマスター・ブレンダー…

第58章
アーブロースとグレンカダム蒸溜所

スコットランド東海岸の都市アバディーンとダンディーは…

第57章
製麦の伝統と革新

第二次大戦終了から60年余、この間スコッチ・ウイスキーの発展は…

第56章
アイリッシュ・ウイスキー その6.

ロンドンデリーの歌 この広く知られるアイルランド民謡が…

第55章
アイリッシュ・ウイスキー その5.

北アイルランド東北部のアントリム(Antrim) 州は、スコットランドとの関わりが深い…

第54章
アイリッシュ・ウイスキー その4.

今回は、現存するクーリー蒸溜所とベルファーストに過去に存在した…

第53章
アイリッシュ・ウイスキー その3.

この蒸溜所跡はダブリンから西へ車で約1.5時間、人口13,000人ほどの町タラモア…

第52章
アイリッシュ・ウイスキー その2.

アイルランドの首都ダブリン。町の始まりは9世紀頃にこの地を支配していた…

第51章
アイリッシュ・ウイスキー その1.

ウイスキーの蒸溜はスコットランドよりアイルランドでより古くから行われていて…

第50章
ヘリオット-ワット大学

スコッチ・ウイスキーは、スコットランドで何百年も前から造られてきた…

第49章
キルマリッド・ブレンド・ボトリング・プラント

グラスゴーの西、ダンバートン(Dumbarton)に…

第48章
ロブ・ロイ・マグレガー

ロッホ・カトリンの西端近くの北岸にぽつんと一軒の家がたっている。荒涼とした…

第47章
ロッホ・カトリンとグラスゴーの水

エジンバラのアンドリュー・アッシャーがブレンデッド・ウイスキーを創始した…

第46章
ロッホ・ローモンド(Loch Lomond)とリーヴェン(Leven)川

“By yon bonnie banks and by yon bonnie braes, where…

第45章
スマッグリング(Smuggling)の話 その3.

スコットランドで、何百年に亘ってそれこそどこででも行われていた…

第44章
スマッグリング(Smuggling)の話 その2.

18世紀から19世紀にかけてスコッチ・ウイスキーの密造は…

第43章
スマッグリング(Smuggling)の話 その1.

1603年から100年以上に亘ってイングランドとスコットランド…

第42章
ヨーロッパのウイスキー・フェスティバル

スコッチ・ウイスキーが好調である。とりわけ、シングル・モルト…

第41章
ローランド・ウイスキー その2.

かって、正式にライセンスを取得して操業した蒸溜所だけで220を超えた…

第40章
ローランド・ウイスキー その1.

スコッチ・ウイスキーの最初の地理的分類は、1784年に制定された…

第39章
スコッチ・ウイスキーの香味表現 その2.

スコットランドの海岸は海草が豊富である。グラスゴーから…

第38章
スコッチ・ウイスキーの香味表現 その1.

日本でヒースといわれているヘザー(Heather)は…

第37章
ケルトの兄弟−ウェールズとそのウイスキー その2.

ウェールズ南部、首都カーディフから北へ車で一時間ほど行くと、広大な…

第36章
ケルトの兄弟−ウェールズとそのウイスキー その1.

ラグビーと合唱音楽で知られるウェールズは、アイルランドやスコットランドと…

第35章
オークニーとスキャパ蒸溜所を訪ねて その2.

スコットランド北方のオークニー本島で蒸溜される…

第34章
オークニーとスキャパ蒸溜所を訪ねて その1.

スコットランド北方の島オークニーを訪ねた…

第33章
ニュー・ディスティラリー・チャレンジ

スコットランド中央高地の町、キンユーシーの名所は…

第32章
計重と計量(Weights and Measures)

蒸溜所でのウイスキーつくりの過程では色々なものを計ることが必要になる…

第31章
プルーフ(Proof)

蒸溜酒の発見以来、人々はその不思議な能力、すなわち…

第30章
自由とウイスキー

1759年1月25日、スコットランド南西部の町エアー郊外の…

第29章
ノーザン・モルト

ハイランドの首都インバネスから北、英国本土の北端までの東海岸には…

第28章
モレイ(Moray)地方とウイスキー

スペイ川が注ぎ込むモレイ湾の南岸は、東はアバディーン州の北部から西の…

第27章
ダフタウンとグレンフィディック蒸溜所

Dufftownはスコットランドではダフタン(Duff 'tonn)と発音する…

第26章
スペイサイド

スコッチウイスキーにおいてスペイサイドの地位は高い。スペイサイドで…

第25章
アイラとラフロイグ物語

近年シングルモルトウイスキーの人気が世界的に上昇している…

第24章
幻のウイスキー・タウン−キャンベルタウン

長年スコッチ・モルト・ウイスキーは、その産地と品質の特徴…

第23章
シェリーウッドの故郷を訪ねて その3.

シェリー酒の故郷であるヘレスは、スペイン南西部アンダルシア…

第22章
シェリーウッドの故郷を訪ねて その2.

スペイン北部のオークの森で伐採され、製材所で樽用の…

第21章
シェリーウッドの故郷を訪ねて その1.

現在スコッチ・ウイスキーの貯蔵・熟成には、主としてアメリカ産の…

第20章
グラスゴーのパブ その2.

グラスゴー下町の伝統的パブのイメージは、高い天井、古めかしい内装…

第19章
グラスゴーのパブ

スコッチ・ウイスキーからやや外れるが、今回は在住している…

第18章
パースとウイスキー

エジンバラ、グラスゴーに引き続いて、3大ウイスキー都市物語…

第17章
スコットランドの樽の歴史

スコットランドでモルトから蒸溜されたモルト・スピリッツや、モルトに…

第16章
グラスゴーとウイスキー

グラスゴーとエジンバラ。このスコットランド1、2の都市はお互いに強い…

第15章
グレーン・ウイスキー その2.

前回に続きグレーン・ウイスキーの第2章をお届けします。前半は近代的…

第14章
グレーン・ウイスキー その1.

スコッチ・ウイスキーと聞いて先ず想起するのは、ハイランド…

第13章
エジンバラとウイスキー

スコットランドの首都エジンバラ。中心部にそそり立つ岩山…

第12章
Pot蒸溜 その3.

スコッチウイスキーの品質を考える時、グレインウイスキーや樽による熟成も…

第11章
Pot蒸溜 その2.

1823年の税法改正によって、それまでの密造業者の中…

第10章
Pot蒸溜 その1.

モルト蒸溜所を見学すると醗酵室の次に案内されるのが…

第9章
スコットランド国家の成立

スコットランド人はイングランドが嫌いである。先日のWorld Cupで…

第8章
モルトウイスキーの醗酵

スコッチのモルト蒸溜所を見学すると、「仕込」の次に案内されるのが…

第7章
モルトウイスキーの仕込

仕込は英語ではマッシングで、“すりつぶす”とか“どろどろにする”の…

第6章
スコットランド人の起源

スコッチウイスキーを創出し世界No.1のウイスキー産業に発展させたのは…

第5章
製麦

穀類を発芽・乾燥する事をMalting(日本語では“製麦”)と言う…

第4章
大麦

スコッチウイスキーの生産には大麦、小麦、とうもろこし等…

第3章
アイラ島とアイラ ウイスキー・音楽祭

毎年5月末の約10日間アイラ島で「アイラ ウイスキー・音楽祭」…

第2章
Peatの話

スコッチウイスキーの最も特徴的な味わいの一つは、"smoky"(煙っぽい)とか…

第1章
スコットランドの地理と気候

日本では一般的に英国と言われている大ブリテン島の北部約1/3と周辺の…